チーズケーキおいしくいただきました。ほんとですよ、
おいしくいただきました。
母もいっしょに頂きました。
私はこういうのに、くわしいわけじゃない、と言いながら、
おいしいと申しておりました。
ほんとにありがとうございます。
母などは田舎の舌の持ち主で、何か作らせると万時
甘いか辛いか
誰にでも分かる物しか作りませんし、
食べるとなれば、うまかろうがまずかろうが、
多かろうが、多すぎようが
決して残すことのないひとですから、
ぼくと同じバカ舌だと信じて疑わなかったのですが、
ふいに思い返せば。
またあの店にいきたい。高いからいかない。
まあまあ、いける。きたない。きれい。などなど。
案外、好きな所は何度でもいくし、
いかないとなれば見向きもしない。
なにか気に食わないことがあればもう二度と行かない。
そういう誰しもが取る態度は、
人並み以上にはっきりしているのではないかと
・・・先日、気づきました。
で、彼女はおいしいともうしておりました。
よろこばしいことです。
第二話
最近、空を見上げております。
空っていうのは、じつはキレイだったんだ。
そんなことを思っています。
夕焼けや星空をいっているのではありません。
抜けるような青空です。
このあいだ、神戸の大倉山公園の野球場のベンチで、
時間つぶしに、おおよそ一時間。
あきずにそらを眺めておりました。
ホームレスも悪かねえな、と感じた一瞬です。
ブールースカイとブルーシート
なんか、通じるところがあるのかな。
第三話
23の子供がニートです。
だったんだそうです。
これには大いに困りました。
おもしろいもので、
ニートという言葉は以前から知っていて、
それがおよそどのような内容を指し示すのか、
試験問題ならすこし背伸びをして
60点くらいは取れるんじゃないかと思うのです。
ところがこの一年(一年は経ってはいませんが)
それがウチの、このこととは思いもせず、
浮世のしがらみのなかで、ただ
慌てふためいていたのでありました。
先日、本屋に立ち寄って書架を端から舐めていて、
新書の中の「ニート」の単語に、
流れていた視線が釘付けになりました。
そうか。
あいつは。・・・ニートか!
すこし情けなくなりました。
こどもが、ではりません。自分が、です。
親から逃げ、学校から逃げ、自分から逃げ、
家族から逃げ、子供から逃げ、会社から逃げ、
さて、いま遠くからこっちを見ているこどもに
(こどもって、もう大人ですが)
背中を向けて逃げかけて、
今ちょっと立ち止まったところです。
どうすっかな。
振り返るかな。
20009.10.23
無為様
やましたたらう拝